写真: Russian Post, Publishing and Trade Centre "Marka" (ИТЦ «Марк / Public domain / Wikimedia Commons · トリミングあり
ウランゲリ島保護区の自然体系
Zapovednik Wrangel Island
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時間の物差し
前3000年起点 前1600年現在
成り立ち
ウランゲリ島は北極圏のはるか北にある面積7608km2の山がちの島である。第四紀の氷期にも氷床に覆われなかったため、北極の島としては生物が多様だ。この島には世界で最後まで生き残ったケナガマンモスの群れがいたとされ、放射性炭素年代では約4000年前まで生きていた。南岸のチェルトフ・オヴラグ遺跡は約3600年前の古エスキモーの狩猟キャンプで、島で知られる最古の人の跡である。
島は1820〜24年に探して見つけられなかったフェルディナント・フォン・ウランゲリ男爵にちなんで名づけられた。1881年には米国の税関監視船コーウィン号の一行が上陸して領有を宣言し、1921年にはヴィルヒャルマー・ステファンソンがカナダ領とするため5人を送り込んだが、1923年に救出されたのはイヌピアットの女性エイダ・ブラックジャックだけだった。1924年にソ連が残っていた米国人とイヌイットを島から退去させ、1926年にソ連領であることを改めて宣言した。
1976年3月23日、ウランゲリ島は自然保護区(ザポヴェドニク)に指定された。島では417種・亜種の維管束植物が記録され、23種が固有種である。一度に最大10万頭のタイヘイヨウセイウチが集まり、ホッキョクグマの巣穴の密度は世界で最も高い。隣のヘラルド島とともに2004年に世界遺産に登録された。
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