紀伊山地の霊場と参詣道
Sacred Sites and Pilgrimage Routes in the Kii Mountain Range
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時間の物差し
前3000年起点 816年現在
成り立ち
紀伊半島の山中にある吉野・大峯、熊野三山、高野山の3つの霊場と、それらを奈良や京都と結ぶ参詣道からなる遺産である。古来の自然崇拝に根ざす神道と、中国と朝鮮半島から伝わった仏教が溶け合い、両者の影響を受けた修験道も生まれた。7世紀後半には紀伊山地が山岳修行の場になっていた。
816年、空海は嵯峨天皇の許しを得て高野山を開き、835年にそこで没した。熊野三山には院政期の上皇たちが繰り返し参詣し、1090年に白河上皇が始めた頻繁な熊野御幸は1281年の亀山上皇まで続いた。10〜11世紀には修験道が盛んになり、吉野・大峯と熊野が主な修行の場となった。
霊場を結ぶ参詣道は計307kmで、熊野古道や大峯奥駈道、高野山町石道を含む。2004年7月7日に登録され、日本で初めて道が世界遺産になった。2016年には熊野参詣道の計40.1kmが追加された。
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