カラル遺跡
Caral
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時間の物差し
前3000年起点 前2600年現在
成り立ち
カラルは、ペルーの首都リマの北182km、海岸から23km内陸に入ったスーペ川の谷を見下ろす乾いた段丘の上にある。約5000年前の都市で、ユネスコは「アメリカ大陸で最も古い文明の中心地」としている。6つの大きなピラミッド状の建物、石と土の基壇、地面より低く掘り下げた円形の広場がある。
1905年、ドイツの考古学者マックス・ウーレがこの地を訪れたが、丘がピラミッドだとは気づかなかった。1948年にアメリカのポール・コソックが詳しく調べたものの、その古さを信じる研究者は少なかった。1994年からはペルーの考古学者ルス・シャディが発掘を率い、2001年に発表した放射性炭素年代で、大きな建造物と都市の暮らしが紀元前2600年ごろまでに始まっていたことを示した。結び目で記録をつける「キープ」も見つかっている。
カラルは早くに捨てられ、見つかったのが遅かった。そのため保存がよい。金や銀が出なかったことも盗掘を少なくした。後の時代に人が住んだのは町の外れだけである。2009年に世界遺産に登録された。
データ:Wikidata(CC0)。写真:Wikimedia Commons(各写真のライセンスに従う)。試作版のため、誤りを含む可能性があります。改善のため、利用状況を匿名で計測しています(PostHog・EU)。