オオカバマダラ生物圏保護区
Monarch Butterfly Biosphere Reserve
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時間の物差し
前3000年起点 1975年現在
成り立ち
オオカバマダラ生物圏保護区は、メキシコシティの北西約100kmに広がる56,259haの森の山地である。秋になると北アメリカ各地から最大で10億匹ともいわれるオオカバマダラが集まり、木々を橙色に染め、その重みで枝がしなる。春には北へ飛び立ち、カナダ東部まで往復する8か月の旅の間に4つの世代が生まれては死ぬ。
この越冬地を探し続けたのは、カナダの動物学者フレッド・アーカートと妻ノラである。1937年から蝶の翅に標識を付けて渡りの道筋を追ったが、秋の足取りはテキサスで途絶えていた。1975年1月9日、2人が協力を求めたケネス・ブルガーと妻カタリナ・トレイル(当時の名はキャシー・アグアド)が、ミチョアカン州の山頂で最初の越冬地を見つけた。
1980年に最初の保護が定められ、1986年の大統領令では詩人オメロ・アリディスらの働きかけで5つの山が保護区とされた。2000年に保護区は現在の広さに拡大された。中部メキシコのオヤメルモミの森にある14の越冬群のうち8つがこの中にあり、東部個体群の約70%がここで冬を越すとされる。違法伐採が最大の脅威である。2008年に世界遺産に登録された。
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