StoodmarkEN
シューシュタルの歴史的水利施設
写真: 「Shushtar Historical Hydraulic System Darafsh (6)」Darafsh / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons · トリミングあり

シューシュタルの歴史的水利施設

Shushtar Historical Hydraulic System
WHC 13152009年登録32.05°N 48.85°EWikipedia 30言語

Wikipediaで記事がある言語の数を、世界での知られ方の目安にしています。行った人・行きたい人の数は、利用者が増えてから表示します。

アプリで記録する

朱印・行きたい・立った年は、iPhoneアプリで記録します。

時間の物差し
前3000年起点 前500年現在

成り立ち

シューシュタルの歴史的水利施設は、イラン南西部フーゼスターン州の町シューシュタルで、カールーン川の水を分けて町と畑に送るための堰、橋、運河、水車の仕組みである。起源は紀元前5世紀、アケメネス朝のダレイオス1世の時代にさかのぼるとされ、今の形は3世紀のササン朝期に整った。

要となったのは、長さ約500mの橋を兼ねた堰バンデ・カイサル(カエサルの堰)である。ペルシアの言い伝えでは、260年のエデッサの戦いでシャープール1世に捕らえられたローマ皇帝ウァレリアヌスの兵たちがこれを築いたという。この話は9〜10世紀の歴史家タバリーとマスウーディーが書き残したもので、細部までそのまま信じることはできないとされる。

川から分かれたガルガル運河は今も町に水を送り、トンネルを通って水車を回している。運河に挟まれた南の平野ミアーナーブでは約4万haが灌漑され、果樹園と畑が広がる。バンデ・カイサルは19世紀後半まで使われ、一帯は2009年にイラン10件目の世界遺産となった。

データ:Wikidata(CC0)。写真:Wikimedia Commons(各写真のライセンスに従う)。試作版のため、誤りを含む可能性があります。改善のため、利用状況を匿名で計測しています(PostHog・EU)。