タキシラ
Taxila
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時間の物差し
前3000年起点 前1000年現在
成り立ち
タキシラはパキスタン・パンジャーブ州ラーワルピンディー県にあり、サンスクリット名はタクシャシラーである。最初の大きな集落は紀元前1000年ごろハティアル丘にでき、ユネスコによれば最古の歴史都市ビール丘は前6世紀、アケメネス朝のもとで築かれたとみられる。前326年、王タクシレス(アーンビ)は戦わずにアレクサンドロス大王に町を明け渡した。仏教の伝承では、アショーカ王は即位前にタキシラの総督を務めた。
前2世紀半ば、インド・グリーク朝は川の向こうにギリシア風の碁盤目の町シルカップを築いた。1世紀にシルカップを壊した中央アジアのクシャーナ朝は、新しい町シルスフを築いた。町は中国と西方を結ぶシルクロードの支線にあり、1〜5世紀に最も栄え、仏教の学問と巡礼の中心となった。
470年ごろエフタル(白いフン)などの侵入で大きく破壊され、630年に訪れた唐の玄奘は町を荒れ果てて半ば廃墟だと記した。世界遺産は中石器時代の洞窟から仏教の僧院や仏塔、中世のモスクと学院まで18の遺跡からなり、1980年に登録された。
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