ナハル・メアロット
Nahal Me'arot Nature Reserve
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時間の物差し
前3000年起点 前500000年現在
成り立ち
ナハル・メアロット(アラビア語でワディ・エル・ムガラ)は、イスラエル北部ハイファの南、カルメル山脈の西斜面にある谷で、タブン、ジャマル、エル・ワド、スフールの4つの洞窟が並ぶ。UNESCOによれば54haの範囲に、少なくとも50万年にわたる人類の営みの堆積が残る。
1920年代、洞窟群はハイファ港建設のための採石で失われかけていた。1928年、英国の考古学者チャールズ・ランバートが委任統治領パレスチナ古物局の依頼でエル・ワドを試掘し、動物の頭をかたどった骨製の柄を見つけたことで、洞窟は保存されることになった。翌1929年からドロシー・ギャロッドが発掘を率い、1934年までの12シーズンで、この地域の先史時代の年代の枠組みを築いた。
タブン洞窟では地元の村から雇われた女性ユスラがネアンデルタール人の頭骨「タブン1」を見つけ、スフール洞窟からは初期のホモ・サピエンスの人骨が出た。同じムスティエ文化の枠組みの中にネアンデルタール人と初期の現生人類の両方がいたこと、またエル・ワドのナトゥーフ文化の埋葬や初期の石造建築が狩猟採集から農耕への移行を示すことが評価され、2012年に世界遺産に登録された。
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