サウジアラビアのハーイル州の岩絵
Rock Art in the Hail Region of Saudi Arabia
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成り立ち
サウジアラビアのハーイル州の岩絵は、ナフード砂漠の2か所からなる。1つはハーイルの北西90kmの町ジュッバにあるウンム・スィンマン山、もう1つはハーイルの南西250km、メディナ州との境に近いシュワイミスのマンジョール山とラート山である。
ウンム・スィンマンの丘は周りの砂漠から約450mそびえ、その麓には長さ20kmにおよぶ湖があった。今は消えたこの湖は、人と動物の水源だった。岩面には、今のアラブの人々の祖先が通り過ぎた跡として多くの線刻と碑文が残る。最も古い線刻にはアイベックスが描かれ、牛や馬が家畜になるとそれも加わった。乾燥が進み湖が干上がった約3000年前からはラクダが多く描かれ、サムード文字やアラビア文字が並ぶ。
シュワイミスのマンジョール山とラート山は、いまは砂に埋もれた涸れ谷の崖で、人や動物、ナツメヤシ、足跡の線刻が残る。2つの場所は2015年の第39回世界遺産委員会で登録された。
データ:Wikidata(CC0)。写真:Wikimedia Commons(各写真のライセンスに従う)。試作版のため、誤りを含む可能性があります。改善のため、利用状況を匿名で計測しています(PostHog・EU)。