フフシル
Hoh Xil
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時間の物差し
前3000年起点 1992年現在
成り立ち
フフシル(可可西里)は、青海チベット高原の北東部に広がる高地である。名はモンゴル語で「青い山並み」を意味する。世界遺産の範囲は約373万haで、標高はおおむね4,500mを超え、平均気温は1年を通して氷点下にある。西部のフフシル国家級自然保護区には人が住んでいない。
ここはチベットアンテロープ(チルー)の出産地である。毎年初夏、数万頭の雌が西のチャンタン、北のアルトゥン山脈、東の三江源の越冬地から数百kmを移動し、フフシルの湖の盆地で子を産む。出産地は毎年最大3万頭を支え、この種の確認された集団出産地の約80%を含む。移動の道は青蔵公路と青蔵鉄道を横切るため、動物の通り道が設けられ、季節に合わせて交通が管理されている。
1992年、治多県のチベット人幹部ジェサン・ソナム・ダルギェは、違法な金の採掘とチルーの密猟を取り締まる「西部工作委員会」を立ち上げ、その書記となった。1994年1月8日に12回目のパトロールに出た彼は、10日後、捕らえた密猟者を護送する途中に撃たれて亡くなった。翌1995年、4万5,000km²が国家級自然保護区に指定された。厳しい取り締まりで大規模な密猟と違法採掘はほぼ止まり、2017年に世界遺産に登録された。
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