ウイチョル族のウイリクタへの聖地群経由路(タテワリ・ワフイェ)
Huichol route to Huiricuta
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成り立ち
ウイチョル(ウィシャリカ)の人々の信仰では、世界はメキシコ中北部のチワワ砂漠にあるウィリクタでつくられ、太陽もそこで初めて姿を現した。人々は毎年10月から3月にかけて、海のハラマラから太陽の昇った山へと神々がたどった旅を、シャーマンのマラアカメに率いられてなぞる。神々を導いたのは「火の祖父」タテワリで、この道はタテワリ・ワフイェ、「火の祖父の道」と呼ばれる。
道はウイチョルの山地から始まり、ナヤリット、ハリスコ、サカテカス、サン・ルイス・ポトシ、ドゥランゴの5つの州にまたがる。ユネスコはこれを、500kmを超えて20の聖地を結ぶ「より合わさった道の束」と表している。巡礼者は道すがら、祖先や神々と直接通じさせるとされるペヨーテを集める。
道は農業や共同体の安寧に結びついた儀礼を今も支えている。2004年12月に暫定リストに載り、2025年7月に世界遺産に登録された。ウィリクタのあるレアル・デ・カトルセ一帯はかつての銀山で、新しい鉱山開発の計画がこの聖地をめぐる争点になってきた。
データ:Wikidata(CC0)。写真:Wikimedia Commons(各写真のライセンスに従う)。試作版のため、誤りを含む可能性があります。改善のため、利用状況を匿名で計測しています(PostHog・EU)。