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オリンポス山と周辺地域
写真: JFKennedy at English Wikipedia / Public domain / Wikimedia Commons · トリミングあり

オリンポス山と周辺地域

The wider area of Mount Olympus
WHC 17192026年登録40.08°N 22.35°E

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時間の物差し
前3000年起点 前800年現在

成り立ち

オリンポス山はギリシャ北部、マケドニアとテッサリアの境にそびえる国内最高峰で、主峰ミティカスは標高2,918m、海岸からわずか20kmの距離にある。古代ギリシャの人々は、雲と嵐に包まれるこの山にゼウスを頂点とするオリンポス十二神の住まいを置いた。紀元前8世紀のホメロスは「イリアス」と「オデュッセイア」で山を神々の館として描き、紀元前7世紀のヘシオドスは「神統記」で、ゼウスがここでクロノスとティタン族に勝ったと語った。

山麓のディオンは紀元前5世紀に築かれ、神殿や聖域は山の方を向いて建てられた。紀元前5世紀から紀元前2世紀まで、ここではゼウスの娘であるムーサたちをたたえる9日間の祭りオリンピアが開かれた。山頂近くの聖アントニオス峰では、1960年代の緊急発掘でゼウスの野外聖域が見つかり、紀元前4世紀以降の硬貨とともに、紀元4世紀から5世紀の硬貨も多く出た。

1913年にミティカスへの初めての近代登頂が果たされた。山は1938年にギリシャ初の国立公園となり、1981年にはユネスコの生物圏保護区となった。氷期に森林の植物が生き延びた場所でもあり、地中海でも特に固有の植物が多い。2026年、山とディオンの遺跡の2か所が複合遺産として世界遺産に登録された。

データ:Wikidata(CC0)。写真:Wikimedia Commons(各写真のライセンスに従う)。試作版のため、誤りを含む可能性があります。改善のため、利用状況を匿名で計測しています(PostHog・EU)。