ジェベル・ファヤ
Jabal Al Fayah
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時間の物差し
前3000年起点 前210000年現在
成り立ち
ファヤの古景観は、アラブ首長国連邦シャルジャ首長国の内陸、ペルシア湾岸とハジャル山脈のあいだにある石灰岩の丘ジェベル・ファヤとその周辺である。21万年前から6,000年前までの中期旧石器時代と新石器時代の人の暮らしの跡が残る。地層は、約2万年ごとに乾燥期と雨の多い時期が入れ替わる気候に、狩猟採集民や牧畜民がどう合わせて生きたかを示している。
丘の北東端の岩陰FAY-NE1は、1980年代にフランス国立科学研究センター(CNRS)のレミ・ブシャルラが率いるフランス隊が見つけ、試掘した。2003年からはシャルジャ考古局とドイツのテュービンゲン大学の共同調査が本格的な発掘を始め、2006年に初めて層位のそろった旧石器時代の資料が出た。発掘は2017年まで続き、岩陰の前と下から合わせて3万点を超える石器が出土した。
2011年、ハンス=ペーター・ウエルプマンらは学術誌『サイエンス』で、10万〜12万5,000年前の石器が東アフリカの技術に似ていると発表した。人類がアフリカからアラビア半島へ早い時期に渡った手がかりとして注目された。遺跡は2025年に世界遺産に登録され、出土品は近くのムレイハ考古学センターで展示されている。
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