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ティルス

Tyre
WHC 2991984年登録33.27°N 35.20°EWikipedia 4言語

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成り立ち

ティルスはレバノン南部の海岸にあるフェニキア人の都市で、青銅器時代から人が住んできた。紀元前450年頃に町を訪れたヘロドトスは、神官から、町は2,300年前に築かれたと聞いたと書いている。紀元前9世紀から紀元前6世紀にかけて有力な都市国家となり、カルタゴやカディスのような植民市を地中海に築いた。紫の染料はこの町で生まれたという伝説もある。

紀元前572年にバビロニアの支配下に入り、紀元前332年にはアレクサンドロス大王が島の町を攻めるため、長さ約750mの土手道を海に築いた。土手道の両側には砂がたまり、島は陸とつながった。現在の町の大部分はこの地峡の上にある。十字軍の時代が終わると町の役割は小さくなり、残る遺跡の多くはローマ時代のものである。

1946年からモーリス・シェハーブのもとで大規模な発掘が始まり、アル・バスの競馬場跡や市街地のローマ浴場が掘り出された。1984年、武力紛争と無秩序な開発による遺跡の損傷を食い止めようと、世界遺産に登録された。2006年の戦闘の後に専門家が調べた際、古代都市に直接の被害は見られなかったが、ローマ時代の墓室の壁画が傷んでいた。2024年、ユネスコはティルスを含むレバノンの文化財34件を強化保護の対象とした。

データ:Wikidata(CC0)。写真:Wikimedia Commons(各写真のライセンスに従う)。試作版のため、誤りを含む可能性があります。改善のため、利用状況を匿名で計測しています(PostHog・EU)。