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ドナウ・デルタ
Danube Delta
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時間の物差し
前3000年起点 1938年現在
成り立ち
ドナウ川は2860kmを流れて黒海の手前で3本の分流に分かれ、ドナウ・デルタをつくる。デルタの約83%はルーマニア、残りはウクライナにある。世界遺産になっているのはルーマニア側の31万2440haで、300種を超える鳥と45種の淡水魚がすむ。
1862年、海への航路となるスリナ分流の改修が始まり、長さ92kmの流れは64kmに縮められて大型船が通れるようになった。デルタには、18世紀にロシアでの宗教的な迫害を逃れた古儀式派の子孫であるリポヴァン人が暮らし、ウクライナ側のヴィルコヴォがその中心である。
1938年に一部が保護区となったが、1960年以降は社会主義政権のもとで広い湿地が干拓され、1991年には農地が10万haを超えた。同じ1991年、デルタは世界遺産に登録され、ラムサール条約の登録湿地にもなった。
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