ゴフ島及びインアクセシブル島
Gough and Inaccessible Islands
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時間の物差し
前3000年起点 1656年現在
成り立ち
南大西洋のゴフ島は、トリスタン・ダ・クーニャ諸島の南東約400kmにある火山島である。ポルトガルの地図では、発見者とされる航海者ゴンサロ・アルヴァレスの名で記されてきた。1732年3月3日、イギリス船リッチモンド号の船長チャールズ・ゴフがこの島を新しく見つけた島として報告し、のちに彼の名で呼ばれるようになった。トリスタン・ダ・クーニャ諸島のインアクセシブル島は、1656年1月にオランダ船ナハトグラス号が見つけた。
19世紀にはアザラシ猟師がときおり島で暮らし、同じ世紀にゴフ島にハツカネズミが持ち込まれた。1955年の調査隊が島の内部を地図にし、1956年からは南アフリカがイギリスの許可を得て気象観測所を置いている。観測所には通常6人ほどが詰め、南アフリカの冬の天気予報に欠かせない。
ゴフ島は1995年に世界遺産となり、2004年にインアクセシブル島が加えられた。ネズミが海鳥のひなを襲い、トリスタンアホウドリなどを絶滅させかねないという研究が2007年に発表され、イギリス王立鳥類保護協会(RSPB)は大規模な駆除を行ったが、作業のあとに生きたネズミが見つかり、2021年12月には失敗とみなされた。インアクセシブル島は外来の哺乳類がいない数少ない海洋島で、世界最小の飛べない鳥インアクセシブルクイナが住む。
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