モン=サン=ミシェルとその湾
Mont-Saint-Michel and its Bay
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時間の物差し
前3000年起点 708年現在
成り立ち
モン=サン=ミシェルは、ノルマンディーとブルターニュの境の湾に浮かぶ岩の小島に建つベネディクト会の修道院と村である。伝説では708年、大天使ミカエルがアヴランシュの司教オベールの前に現れ、この島に聖堂を建てるよう命じたという。966年、そのころから聖ミカエルにささげられていた聖所の上にベネディクト会の修道院が創設された。
11世紀、ノルマンディー公リシャール2世はイタリア出身の建築家ギヨーム・ド・ヴォルピアーノに工事を任せ、岩山の頂上に交差部を置くロマネスク様式の聖堂が築かれた。1204年にブルターニュ軍が村に放った火で修道院が焼けると、フランス王フィリップ2世が再建の資金を与え、「ラ・メルヴェイユ」と呼ばれるゴシック様式の建物群が造られた。百年戦争ではイングランド軍の2度の包囲に耐えた。
1789年に修道院は廃止され、1863年まで監獄として使われた。1862年に歴史的記念物となり、19世紀の修復で1897年に尖塔が建てられた。1879年に築かれた堤防道路は湾の堆積を進めて島らしさを失わせたが、ダムの建設と堤防道路の撤去を経て、2014年に潮が下を流れる新しい橋が開通した。1979年に世界遺産に登録された。
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