ヴォルビリス
Volubilis
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時間の物差し
前3000年起点 前300年現在
成り立ち
ヴォルビリスは、紀元前3世紀に築かれたマウレタニアの都である。ゼルフン山のふもとの肥えた農地にあり、カルタゴの神バアルの神殿跡やフェニキア文字の刻まれた石も見つかっている。紀元前25年、アウグストゥスはヌミディアのユバ2世をマウレタニア王に据えた。
44年にクラウディウスがマウレタニアを併合すると、町はオリーブ油と穀物で栄え、2世紀末には約2万人が住んだ。168年から169年に城壁が築かれ、217年には皇帝カラカラをたたえる凱旋門が建った。285年ごろローマの支配が退いた後も、人々は住み続けた。
8世紀末、イドリース朝を開いたイドリース1世がここを都とした。都がフェズに移ると町は寂れ、ほぼ1000年のあいだ無人のまま残った。1755年の地震で大きく壊れたが、モザイク、彫像、数百の碑文が見つかり、1997年に世界遺産に登録された。
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