写真: 「062 Pintures de la cova dels Moros, exposició al Museu de Gavà」Enric / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons · トリミングあり
イベリア半島の地中海沿岸の岩絵
Rock Art of the Mediterranean Basin on the Iberian Peninsula
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成り立ち
イベリア半島の地中海側には、先史時代の岩陰に描かれた絵が残る。カタルーニャからアンダルシアまで1000km以上の海岸と内陸の山地に、758か所が登録されている。赤と黒、少しの白と黄で、狩り、蜂蜜とり、戦い、処刑、踊りや儀礼を描いた。細い線は幅1-3mmで、羽根や植物を筆にした。
この「レバント美術」は1903年にテルエルで初めて見つかり、フアン・カブレが最初に研究して旧石器時代の地方美術とした。だが氷河期の動物が描かれていないことなどから、その見方には異論が出た。アントニオ・ベルトラン・マルティネスらは始まりを中石器時代、最盛期を新石器時代とみた。年代はいまも議論が続いている。
1908年、コグルの村の司祭ラモン・ウゲットがロカ・デルス・モロスの絵を見つけ、同じ年に報告が出た。9人の女性が小さな男性を囲む場面は「コグルの踊り」と呼ばれる。のちにイベリア文字とラテン語の銘が加えられ、ローマ時代まで聖所として使われた。1998年、6つの自治州にまたがる岩絵群が世界遺産となった。
データ:Wikidata(CC0)。写真:Wikimedia Commons(各写真のライセンスに従う)。試作版のため、誤りを含む可能性があります。改善のため、利用状況を匿名で計測しています(PostHog・EU)。