ニュージーランドの亜南極諸島
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成り立ち
遺産はニュージーランドの南から南東の南極海に浮かぶ5つの島群、スネアズ諸島、バウンティ諸島、アンティポディーズ諸島、オークランド諸島、キャンベル島からなる。オークランド諸島のエンダービー島では、13世紀のものかもしれないポリネシア人の居住跡が見つかっており、知られている中で最も南にある。1791年にはジョージ・バンクーバーの探検隊がスネアズ諸島を、1806年にはアブラハム・ブリストウがオークランド諸島を、1810年にはフレデリック・ハッセルボローがキャンベル島を見つけ、ブリストウはオークランド諸島を初代オークランド男爵ウィリアム・イーデンにちなんで名づけた。アンティポディーズ諸島は、ロンドンのほぼ反対側にあることから、はじめ「対蹠地の隣」を意味するペナンティポディーズと呼ばれた。
すぐにアザラシ猟師がやって来て、1812年にはオークランド諸島のアザラシはあまりに多く殺され、猟場としての価値を失った。1842年にはチャタム諸島から70人のマオリが、奴隷としたモリオリを連れて移り住んでアザラシ猟と亜麻づくりで暮らし、1849年にはポート・ロスに捕鯨と農業の入植地ハードウィックがつくられたが、これは2年半しか続かなかった。1866年にジェネラル・グラント号が難破したときは生き残った10人が18か月も救助を待ち、1887年からはニュージーランド当局が漂流者のための補給所を置いた。キャンベル島では1896年から羊が飼われたが、1931年に放棄された。
満潮線より上の陸地は自然保護区で、いくつかの島からは持ち込まれた牛、羊、ヤギ、ウサギ、ネズミ類が駆除された。島々には126種の鳥がすみ、うち40種が海鳥で、ニュージーランドアシカの95%以上がここで繁殖する。スネアズ諸島だけで200万羽近いハイイロミズナギドリが巣をつくる。1998年に世界遺産に登録された。
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