サン=テミリオン地域
Jurisdiction of Saint-Emilion
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成り立ち
サン=テミリオンはボルドーの東35km、アキテーヌの肥えた土地にある。ブドウ栽培をもちこんだのはローマ人で、2世紀にはすでにブドウ畑があり、4世紀にはラテン語の詩人アウソニウスがこの地のブドウの実りをたたえた。町の名は、岩陰を掘った庵に住み767年に没したブルターニュの修道士エミリオンにちなむ。
サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路にあったため、11世紀から教会、修道院、救護所が数多く建てられた。石灰岩の崖を掘り抜いたモノリス教会は、11世紀末から12世紀初めにつくられたとみられる。掘り出した岩は約1万5000m3、広間は長さ38m、幅20mあり、エミリオンの遺体をまつるためのものだったと考えられている。1237年には石灰岩の塔トゥール・デュ・ロワが建った。
12世紀から13世紀にはこの地のワインはすでに名高かったが、宗教戦争の時代の混乱でブドウ畑は荒れ、回復が始まったのは19世紀末である。今ではブドウ畑がコミューンの面積の67%以上を占め、村々には18世紀と19世紀のシャトーと質素な石の家が並ぶ。1999年に世界遺産に登録された。
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