アンティコスティ
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成り立ち
アンティコスティはセントローレンス湾に浮かぶケベック州最大の島である。島の岩盤は厚さ2,000mを超える連続した堆積層で、北アメリカ東部で最も完全なオルドビス紀とシルル紀の地層とされる。その中に、4億4,700万年前から4億3,700万年前に起きた最初の動物の大量絶滅を、1,000万年にわたって記録した化石が残る。浅い熱帯の海の底に暮らした貝殻を持つ動物や、ときには体の柔らかい動物の姿も、数千に及ぶ広い地層面で観察できる。
1534年にはフランスの探検家ジャック・カルティエが島の沿岸を航海した。1680年、ルイ14世はミシシッピ川とハドソン湾の探検への報償として、ルイ・ジョリエにミンガン諸島とアンティコスティ島の領地を与え、ジョリエは翌年家族とともに島に移り住んだ。1763年のパリ条約で島はイギリス領北アメリカの一部となった。
1895年、フランスのチョコレート製造業者アンリ・ムニエが島を12万5,000ドルで買い取り、ポール=ムニエの村を築き、狩猟のために220頭のオジロジカを放した。シカは今では16万頭を超える。1974年にケベック州政府が島を買い取り、2023年9月19日、ポール=ムニエ周辺を除く島の海岸線全体と、ジュピター川・ボーレアル川の両岸が世界遺産に登録された。
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