デロス島
Delos
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成り立ち
デロス島はエーゲ海中央、キクラデス諸島にある約350haの岩の島である。ギリシア神話では、ゼウスの子を身ごもったレトがヘラの怒りを逃れてここでアポロンとアルテミスを産んだとされる。紀元前3千年紀には人が住み、遅くとも紀元前9世紀にはアポロンの聖域が置かれた。
紀元前600年少し前にナクソス人が大理石の獅子像を並べた「獅子のテラス」を奉納した。紀元前478年に結成されたデロス同盟は共同の金庫をこの島に置いたが、紀元前454年にペリクレスがアテネへ移した。紀元前2世紀にローマが島を自由港とすると、東地中海の交易が集まり、商人や銀行家がフレスコ画やモザイクで飾った邸宅を建てた。
紀元前88年にポントス王ミトリダテス6世の軍に、紀元前69年にもその同盟者の海賊に襲われ、島は衰えて無人となった。のちに石切り場として使われ、神殿の柱は石灰を作るために焼かれた。その後は町が築かれなかったため遺跡がそのまま残り、19世紀後半から続く発掘で聖域とヘレニズム期の町の大部分が姿を現した。
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