古都奈良の文化財
Historic Monuments of Ancient Nara
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時間の物差し
前3000年起点 710年現在
成り立ち
奈良は710年から784年まで日本の都だった。都の北端に置かれた平城宮は120haあり、場所は中国の風水思想にもとづいて選ばれ、都の設計は長安など中国の都城を手本にした。登録されたのは平城宮跡、東大寺・興福寺・薬師寺・元興寺・唐招提寺の5寺、春日大社、春日山原始林の8資産で、建物は78棟にのぼる。
聖武天皇は743年に大仏の造立を命じ、745年から奈良で工事が進んだ。752年の開眼供養では、インド出身の僧菩提僊那が開眼を行い、1万人の僧が集まったと伝わる。いまの大仏殿は1709年に完成したもので、幅57m、奥行50m、高さ49mあり、前身の建物より約30%小さい。
春日山原始林では841年から狩猟と伐採が禁じられ、神域の森として残った。1897年の古社寺保存法のあと、1890年代末から建物の修理が始まった。平城宮跡では1959年から発掘が続き、2008年に国営公園の一部となった。1998年に世界遺産に登録された。
ここに来た旅人
- 1878-11
霧雨の中、春日大社のある丘の森を歩き、鹿にせがまれて菓子を買った。8世紀の宝物を納めた木造の正倉院を見て、千年もの間焼けずに残ったことに驚いた。
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